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Jan.2020

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VOL.4 住宅ローン仮審査の結果

いくらほぼほぼ通るからという理由で無担保ローンの仮審査にしたとはいえ、

それさえ通らなかったらどうしよう、とドキドキしながら待つこと1週間。

Nさんから仮審査通りました、と連絡が。

ホッと一息。とりあえずこれであの家を買うことができる。


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私は時間があれば物件に足を運び、夕陽が落ちる様子、

となりの菊畑、庭の彼岸花が咲く様子を眺めていた。

周囲の方から見たらボロボロの家の前に一人佇みニタニタ笑う私は、

ちょっとした恐怖の対象であったに違いない。


喜びがフツフツと溢れてくる。


仮審査が通って本審査に落ちる、ということはほぼほぼないらしい。

99%この場所が手に入ることは決まったのだ。


さて、この仮審査が通るまでの期間が私が一番家のことを考えた時間だったと思う。

間取りやデザインなどの楽しいことから、実際にかかる費用の計算まで。

諸経費の簡単な資料はもらっていたが、自分の勉強も兼ねて、全て計算してみた。

諸経費で大きな割合をしめるのが、登記費用、だ。

所有権移転登記、仮に住宅ローンが通った場合には抵当権設定登記の2つがかかる。

これは登録免許税という税金と司法書士への報酬からなる。


登録免許税に関しては一律の額が設定されているが、司法書士の報酬はピンキリ。

不動産屋さんにそのままお願いする時はいくらになっているかチェックしておいた方がいい。

とはいえ、うちもそうだったが、自分で調べて全てセッティングするとなるとけっこう大変。

結局今回は私も不動産屋さんの紹介する司法書士さんにお願いした。



ちなみに不動産購入の際の諸経費はこんな感じ。

一般には物件価格の7~10%と言われている。


・仲介手数料

・印紙代

・保険料

・ローン手数料

・ローン保証料

・不動産取得税

・所有権登記費用

・その他


宅建試験の時には「軽減税率」は全然ピンときてなかったが、

ここでいう所有権登記費用や不動産取得税で関係してくる。

新耐震基準に適合している中古住宅であれば税率が下がる、など

何かと費用がかさむ時にこれに適合すればだいぶ抑えれたりするのだ。

と言っても、ボロボロ古家の我が家は適用外。残念。



さてさて、ひとまず購入できるだけのローン仮審査が通ったので売買契約をすることに。

場所は仲介に入ってくれる不動産屋さんの事務所。


実際に自分で購入してみてわかったが、初めての物件売買は、

今自分が何をしているのかよくわからないまま進んでいくな、と感じた。

仮審査通りました、と連絡すると、あ、じゃあ何日に事務所に来てくださいね、と言われる。

もちろん契約をするため、と口頭で言ってはくれているんだろうけど、

頭で理解しているわけではないから、事務所に行く車の中ですら、

「はて、私らは今日何をしに行くのか?」

くらいの感覚なのである。(そんなの私たちだけかもしれないが)


売買契約を行う際は、本来売主・買主・不動産仲介会社が揃って契約するのが一般的だが、

今回は売主様の体調が悪く私たちだけで契約をすることになった。

これは「持ち回り契約」と呼ばれるもので、本来はあまりないことらしい。

不動産業者が買主・売主にそれぞれ各種契約書書面を説明、記名押印をしてもらうというものだが、

認識のズレなどからトラブルにつながることもあるためあまり望まれていない形だ。


とはいえなんでも知りたい今の自分にとっては

イレギュラーなことに出会えたのはむしろラッキーってなもんで、

ふんふん、こんなこともあるのだなと逆に勉強させてもらった気分。


宅建で何度も出てきた「重要事項説明書」の説明を受け、

いろいろな書類に記名押印をし手付金を支払う。


一般的に融資を前提として不動産を購入する時には「ローン特約」というものをつけるので、

万が一ローンが通らなかった場合にはこの契約を白紙に戻すことができる。

けれどそれ以外での契約の解除はこれ以降この手付金を放棄する必要が出てくる。


全ての手続きが終わって、不動産屋の従業員の方全員に出口まで見送られる。

成約のお礼にタオルまでもらった。

700万円の土地の仲介じゃ手数料は30万弱。

(※不動産仲介の手数料は決められているため規定額以上とることはできない)

私らなんてこんなタオルまでもらうほどの客じゃございませんよ、と

なんとも申し訳ない気分になりながら店を出た。


ここまでくればあとはローンの本審査の結果を待つばかり。


さて、無事1500万、借りられるのか。

はたまた、テントでの生活を余儀なくされるのか。




つづく


WRITER

明日香


副編集長
カフェナナツモリオーナー



アメヒヨ不動産 リノベ企画

アメヒヨ不動産、リノベ企画課によるリノベーションドキュメンタリー。
住宅のプロSOUSEI監修の元行なったリノベプロジェクトや、
編集長タムラのマイホーム購入記などなど。
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