アメヒヨ不動産 リノベ企画 > タムラ家・家を買う

18

Jan.2020

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VOL.3 危うし、住宅ローン。

それから1週間を待たず、不動産屋のYさんから連絡。


売主様が値下げ交渉に応じてくれたのでこのまま進めていきましょう、とのこと。

ちなみに今回はみなさんに本当の意味で参考にしていただけるよう、金額も全て開示していこうと思う。

この土地、850万で売りに出されていたが、700万に下げてもらう交渉をした。

その代わり残置物は全てそのまま残しておく、という条件がついた。


さて、住宅ローンである。


前述のように我が家には貯金がほとんどないのでフルローンを組まなければいけない。

内装を自分達である程度するつもりだった私達は、今までの経験から700万あればリノベができると踏んだ。

諸経費分を合わせて計1500万の借り入れ。


実はその前にすでにお世話になってる銀行員さんにその借り入れだと月々の返済額がいくらになるか計算してもらっていた。

35年ローンだったら月約43000円。


安い。いくら薄給の我々でもわりと余裕で払える。

だから私はその時点でかなり高を括っていた。この額ならローンなんて余裕でしょ、と。


Yさんとローン仮審査についてお話するために会うことになった。

それまではYさんも額的に余裕で審査に通ると思っていたのだが、その打ち合わせで状況は一変した。

そう、我々にはすでに会社での借り入れがあったのだ。

感覚的に法人と個人は別物だと思っていたし、月ごとの返済額はお給料からしたら余裕なので

全く問題ないと思っていたが、Yさんの顔がどんどん曇り出す。


ヒロシ君と私の源泉徴収票、会社の決算書、個人の現在のローンの内容(車とかカメラとか)などなど、

言われるまま書類を準備し、Yさんに託す。


うちにはお付き合いのある銀行があることを告げると念のためそちらでもお願いした方がいいかも、と言われた。

それって厳しいってこと?

個人事業主は住宅ローンが通りにくいとは聞いていたが、まさかこの額でもしんどいとは。


馴染みの銀行員のNさんにそれを告げると

「なので住宅を購入する場合は1年くらい前から貯金したり、他のローンを完済したり準備をする」と、

もっともなことを言われた。


でも今このタイミングで出会ってしまったんだから仕方ないじゃーん、と言い訳しながら仮審査に向け作戦を練る。

Nさんが提案してくれたのは「無担保住宅ローン」で仮審査を通しておくこと。


説明しよう。


「無担保住宅ローン」とは無担保で住宅資金全般のお金を貸してくれるという商品だ。

通常の住宅ローンとは違い、家や土地などに抵当権はつかない。

こちらの銀行では1000万を上限としていて、住宅にもリノベにも使える。

金利は住宅ローンよりは高いが、とはいっても2.975%以下。期間は最長20年。

住宅ローンに比べると審査が通りやすい。

いったんこちらで通しておいて、物件購入が決定してから、1500万の住宅ローンを審査してみよう、と。

裏を返せば1500万の住宅ローンはそれくらい難しいということだ。


と、ここで1つ懸念材料が。

もし仮に1000万で仮審査が通った場合、物件は購入することになる。

そして万が一住宅ローンが通らなかったら、1000万内で全てを行わなければいけないということだ。

物件代 700万

諸経費 100万

残り 200万。


お風呂もトイレもキッチンもボロボロで入れ替えることが前提。

さらに言えば屋根もボロボロだからいつまで持つかわからない。

200万で一体何ができるのか。


慎重になるように周りからは言われた。

でも自分の中ではこの家が手に入るならたいした問題ではないと思っていた。

とはいえ、野生児ではなく割と都会っ子の私は水回りをきれいにすることは譲れないので、

もし1000万だったら水回りだけやりかえて、最悪テントでも張ってしばらくしのごうと本気で考えた。


ヒロシくんは私の決意が固いので黙ってそれに納得してくれた。

そんなわけで1000万の無担保ローンでの仮審査をすることに。

はてさて、どうなることやら。




つづく

WRITER

明日香


副編集長
カフェナナツモリオーナー



アメヒヨ不動産 リノベ企画

アメヒヨ不動産、リノベ企画課によるリノベーションドキュメンタリー。
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