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19

Jan.2015

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キリムドール 小さな端切れに息吹きを。

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こんばんは!てんです。
今夜は「TORO e TORO」ずしちあきさんが生み出すキリムドールのお話です。

「キリム」はトルコやイランなどで織られる平織りの絨毯のこと。
元々は遊牧民の生活道具ですが、その繊細で美しい織りの模様からインテリアとしても人気です。

最近では織り手が激減しキリムは貴重なものとなりましたが、クッションやバッグへ形を変え手軽に生活に取り入れられるものも増えました。

|ずしちあきさんとキリムドール|

0649 屋号の「TORO e TORO」は牡牛座の意。
ずしちあきさんは、廃材や端切れを使ってものづくりをされています。
その代表とも言える「キリムドール」は、廃材となったキリムをリメイクしたお人形です。

ひとつひとつ手作業で作られているので、キリムのお洋服はもちろん、
表情や肌の色までひとつとして同じものはありません。

そんなキリムドールはたくさんの人を魅了し、
ひとたび入荷すると瞬く間に飛び立ってゆく人気者です。

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ずしさんのご友人でトルコ人のオスマンさんは、「SUFi」(大阪→トルコに移転)というお店でキリムの修復や販売をしています。
そこで修復できないほど小さなキリムの端切れを見たずしさんは、
「これに顔をつけたらインテリアにしてもらえるのでは?」と譲ってもらった端切れでサンプルを製作したところ、気に入ってもらったのが始まりだそうです。

image4 トルコ人の方に頂いたキリムが紹介された本。
何よりかわいいキリムドールですが、小さいからこそキリムの織りや染めの美しさを見つめることができますし、興味を持つきっかけにもなります。
単にインテリアとしてだけではなく、キリムの素晴らしさも伝える役目も果たすキリムドールなのでした。

|WORK SHOP REPORT|

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さて、現在はオーストラリアを拠点に活動しているずしさんですが、
先日は、篠山の「6 (rock) 」さんで行われたキリムドールを作る
ワークショップにワタクシも参加してきました!

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あらかじめ、ベースはずし先生が作ってくれています。
参加者は、お顔の刺繍→綿を詰める→髪の毛を縫い付ける という行程。
私はこの苔色ヘアーの子を選びました。

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玉ねぎ染めされた
アンティークリネンの肌。
お顔にはスウェーデンの刺繍糸、
髪はキリム用の糸を使います。


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「・・・。」

細かい部分の作業は集中力MAX。

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最後にチークを入れて完成!!

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不器用な特派員Tも遅れをとりつつ、なんとかできました〜。ふう。
命名「苔太郎」。

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お昼には料理家のどいちなつさんの美味しいお料理を頂きました◎

ずしさんはキリムドールを通じて「たくさんのご縁を頂いている。」と言います。このようなワークショップで直接お客さんと触れ合ったり、お顔の見えないお客さんへも、信頼のある取扱店のスタッフがキリムドールの説明を丁寧に伝えてくれるので安心しているとのこと。

キリムドールとの出会いも一期一会。
どこかで出会えたときは運命かも?
是非お手に取って小さなキリムの宇宙を感じてみてくださいね。

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WRITER

てん


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