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18

Dec.2014

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クリスマスに贈りたい、とっておきの本

DSC_7044photo Tamura Hiroshi

いつもはシャワー派だけれど、
冬になるとお風呂で本を読むのが日課になる、
こんばんは、明日香です。

アメヒヨ特集記事の「クリスマスを待ちわびて。
もうご覧になりましたか?
第2夜ではお子様へのプレゼントや
プチギフトにぴったりの物をご紹介しています。
ぜひプレゼント選びの参考にしてくださいね。

さて、ナナツモリでも毎年クリスマスになるとスタッフに
あるプレゼントをあげています。

それは、本!

各スタッフの顔を思い浮かべながら本を選ぶのはとても楽しいです。

そんなわけで、今夜はクリスマス特集・勝手に番外編。
『クリスマスに贈りたい本』をお届けします!



たぶん、来る年も来る年も同じ方向に進むことに
いいかげんうんざりした時計の針が、
突然、逆さに回り始めたのだ。

アドヴェント・カレンダー

24日間の不思議な旅 

ヨースタイン・ゴルデル



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まずは、こちら。
「一番やさしい哲学の本」として
記録的なロングセラー小説となった「ソフィーの世界」の作者、
ヨースタイン・ゴルデルによるファンタジー。

「ソフィーの世界」はかなりの長文で挫折した方もいるかもしれませんが、
こちらの作品はそんなに長くもなく、お子様でも読めそうなくらい。

ヨースタイン・ゴルデルのファンタジーは、
魔法が使えたり、別世界に行ったりではなく、
現実世界のすぐお隣にある、小さな奇跡や偶然の集まり。
わかりやすい文章で、日常の中にサラッと不思議を運んできてくれます。

物語のはじまりは11月の終わりの日。
ある少年が小さな本屋で色あせたアドベントカレンダーを見つけます。
カレンダーの小さな扉を毎日ひとつずつ開けていくと、
そこには謎の絵とひとりの少女の不思議な物語が。
私たちは主人公とともにその少女を追いかけ、2000年の時を遡っていきます。

ミステリーのような、ファンタジーのような、不思議な作品。
キリスト教をテーマにしたお話なので、
作品のところどころで神話や歴史のテーマも書かれていますが、
宗教に興味がなくても十分楽しめます。

物語の章はご覧のように日付ごとに分かれているので、
主人公のヨアキムと一緒に毎日少しずつ読み進めていくと、
クリスマスまでの1ヶ月間、ワクワクがとまりません。

SDIM2473

本の中には哲学的で深い言葉が散りばめられていて、
単純に楽しいストーリーなのに、
読み終わった後は大切な何かが心に残るような、
そんな素敵な本です。





心で見なくちゃ、ものごとはよくみえないってことさ。
かんじんなことは、目に見えないんだよ

星の王子さま


サン=テグジュペリ


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言わずとしれた世界の名作を今回ご紹介したくなったのは、
来年公開予定の映画の予告編がとてつもなく素敵だったから。

リトルプリンス 星の王子さまと私

日本語バージョンよりフランス語バージョンの予告の方が私は好きなのですが。

フランス語Ver.



小さい頃、かわいい絵柄に惹かれて読もうと試みるも
思ったより長い本文に何度か挫折し、
ウワバミの絵だけが妙に印象に残る本だった「星の王子さま」。

でも初めてすべて読み終わった時、
1人静かに感動したことを今でも覚えています。

「かんじんなことは、目に見えないんだよ」

本文中、キツネが教えてくれる「秘密」は、
自分自身、そして、アメカヒヨリカが大事にしたいことそのものです。

絵やタイトルは知っていても、全部読んだことがない方は、
もしかしたらけっこういらっしゃるかもしれません。
大人も子供も、様々な節目でぜひ読んでほしい1冊です。

ちなみに今年の7月にはフランス・アルザスにテーマパーク「星の王子さま」ができたり、
日本にも箱根に「星の王子さまミュージアム」や(昔行きましたがとってもかわいい所です!)、
寄居 星の王子さまPA」などがあって、
いまだに本当に人気のある本ですね。






ただ、信頼と想像力と詩と愛とロマンスだけが、
そのカーテンをいっときひきのけて、
まくのむこうの、たとえようもなくうつくしく、
かがやかしいものを、みせてくれるのです


サンタクロースっているんでしょうか?




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こちらも有名な本ですが、全家庭に1冊ずつあってほしい!と
思うくらい大好きな本なのであえてご紹介を。

この本はいまから百年ほど前、
アメリカの新聞に実際に出た「社説」を元にした本です。

ある日8歳の女の子から新聞社に送られてきた手紙。
そこには
「サンタクロースってほんとうにいるんでしょうか?」
と書かれていました。
その手紙のお返事として書かれたのがこの社説です。

さて、この本をまだご覧になったことがない皆様。
皆さんでしたらどうやって答えますか??

10代の頃これを読んだ私は、絶対にこんな答えが返せる大人になろう、と
心に決めました。

ちなみにこの本の中でも「星の王子さま」とまったく同じような文章が出てきます。

「この世界でいちばんたしかなこと、
それはこどもの目にも、おとなの目にも、みえないものなのですから。」

お子様から同じような質問をされて
なんと答えていいかわからないお父様、お母様。
今年はそのお返事の代わりに
この本をプレゼントするなんていうのはいかがでしょう?



以上クリスマスのプレゼントにピッタリの本のご紹介でした。

選んだ本はすべてお子様でも読める
(あるいは読み聞かせをしてあげられる)内容ばかりです。
そしてなおかつ、大人の方にも繰り返し読んでいただきたい
読めば読むほど深い「名作」ばかり。

プレゼントにはもちろん、自分へのご褒美にもぜひ!
サンタクロースの存在を感じながら、
素敵な聖なる夜をお過ごしください。

WRITER

明日香


副編集長
カフェナナツモリオーナー



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