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20

Mar.2015

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お持ち帰りfrom世界 “東南アジア モン族の刺繍布ポーチ”

こんばんは!
「ポーチはいくつあっても困らない」が口癖の閑香です。

今日は私のポーチコレクションの中から
タイで買ったモン族のポーチを紹介したいと思います。

Mon1

まずモン族って・・?

モン族とは中国南部からタイ、ラオス、ベトナムなどいわゆる東南アジアの山岳地帯に暮らす少数民族のことです。
世界を旅することは「民族」についてちょっとだけ知ることのできる機会でもあります。
「民族」というものをはっきりと定義するのは難しいですが、地図上に引かれた国境という線とは関係なく
古くから群れを成し文化を共有し生きてきた「民族」という概念があるのは確かなことなのです。
私たちはつい国籍で「何人(なにじん)」なのかという目で外国の人を見てしまいますが
「自分は○○族だ」というアイデンティティを持っている人たちが世界にはたくさんいるのだなあと旅をしていると感じます。
国境は所詮争いの中で陣地取りをした結果の流動的な線にすぎないのだなあと。

ちなみにモン族は紀元前1500年ごろには東南アジアに到達していたと考えられているそうですよ・・!歴史・・!



さてそんなモン族の刺繍布でできたポーチ、私はタイのチェンマイという町で買いました。
モン族の布が一番手に入りやすいのはおそらくタイだと思います。
(ラオスでも見かけましたがバリエーションはタイの方が豊富な印象でした。)

チェンマイはタイの北の方にある街で、首都バンコクが東京だとすれば、規模的には大阪なのですが
雰囲気はむしろ奈良のようなイメージでしょうか。

Mon2
チェンマイは本当にいいところで・・もう一度行きたい街ランキング上位に入っています。
町の雰囲気もゆるやかで良いし、年に一度の「ロイクラトン」というお祭りで飛ばされる何千個ものコムロイ(空に浮かべる灯籠)も素晴らしかった!

Mon3

大人も子供も外で昼寝をしています

Mon4

空に飛ばされていくコムロイ


チェンマイの近くにはモン族の住む村がいくつかあるので、モン族の刺繍布を使ったアイテムが結構売っています。
(バンコクにももちろん売っているのですがチェンマイの方が種類も多く買いやすかったです。)

そもそもこの刺繍布はモン族の中では衣装やその装飾のために作られてきたもので
モン族の中でも地域によって刺繍の感じも少しずつ違います。
でも主にクロスステッチを使って柄を描いていくことが多いようです。

Mon5
私が買ったポーチはその端切れを使ってポーチにした、いわばリメイク商品です。

売っているものの中には、ポーチの形までモン族が作ったものもありますが、
モン族ではないタイ人がリメイクしている場合もあり、
はたまた出会えるチャンスは少ないですがモン族が自分たちのために作ったものも少しはあり、
私もそれらをすぐ見分けられるほどは詳しくないので、気になる場合は買うときに聞くのが確実です。

もちろん最後までモン族が作ったものはそれ故の魅力がありますが
生活雑貨という観点でいえば、現代っ子によるリメイク品は工夫があって使い勝手よく作られているものが多いです。

私が持っているものを紹介しますね。

Mon6 内側に少しクッションが入ったタイプ。写真では分かりづらいのですが、入れるところが表と裏で二箇所。
コンパクトデジカメやたばこなどがちょうどのサイズ。
入れるところ二箇所の妙ったら・・!
Mon7クッションタイプの大。こちらも裏表で二箇所タイプ。
筆記用具余裕です。通帳と判子などにもいいかも。
私は旅行に行く時カメラの充電器やアダプター関係をここにまとめています。

Mon9 首ひもタイプ その1
首ひもタイプは旅行には最適です。
何が素晴らしいって、首ひも且つチャックつき!しかもまたも2箇所!
私はここにパスポートやクレジットカードなどを入れて、首から下げて服の中に入れています。
(実は2つ持っていたのですが、1つは一昨年スウェーデンでパスポートごとなくしました・・涙
でもポーチは悪くないのです、私が悪いのです・・)
Mon8首ひもタイプ その2
こちらはどうぞスマホを入れて下さいと言わんばかりのサイズ。
これまた二箇所入れるところがあるので、私はスマホとipodを一つずついれて旅行中は首から下げたりしています。



・・・え、モン族のポーチ持ちすぎじゃない?というツッコミがきそうですが、本当にどれも使いやすくて重宝しているのです〜!

おそらく一つ一つ手作りされているものがほとんどですので、形状も、布の柄もある意味一期一会です。

モン族の刺繍布アイテムは日本でも結構売られているのを目にします。
丁寧な縫製で作られているものも多いので、よかったらみなさん一度手にとって見てみてくださいね。

合言葉は「ポーチはいくつあっても困らない」です。

それではまた、次回「お持ち帰りfrom世界」でお会いしましょう〜
おやすみなさい。

閑香でした。

WRITER

閑香


特派員
時々旅人、時々写真家



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