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Sept.2015

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【観劇レポート】維新派「トワイライト」

こんばんは!奈都です。
芸術の秋・・・ということで、9月19日(土)から27日(日)まで行われていた劇団、維新派の「トワイライト」を観に行ってきました!



ABOUT “維新派”

大阪を拠点に活動する演劇集団「維新派」。
さまざまな場所を旅するように公演を行いながら、「移民」や「漂流」をキーワードとしたオリジナル作品を上演しています。

これまで、和歌山県の熊野本宮大社跡や、岡山県の犬島銅精錬所跡地、滋賀県・長浜市のびわ湖水上などで公演を行っており、 その場所でしかできない、その場所を生かした表現を常に考え、背景をも舞台の一部とするステージが特徴。

また、巨大な野外劇場を一から建設するということも、維新派の舞台のもう一つの大きな特徴。
全くの更地の状態から、舞台、客席、宿泊場所までを役者、スタッフ総出で50日〜60日を費やして自分たちの手で作り上げます。
そして公演後は釘一本残さず、再び更地に戻すという徹底ぶり。
野外でしか成立し得ない“一回性の劇場”への強いこだわりを持って公演されています。


そんな維新派が今回、舞台に選んだのが奈良県の「曽爾村」
これは奈良県民として行っておかなければ!と、編集長、明日香副編集長、もりじゅん、てん、奈都、ご意見番のまっちゃん(ごはんのお供会にも登場)のアメヒヨメンバーで観劇!



ABOUT “曽爾村”
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奈良県の北東部、宇陀郡東部に位置する曽爾村。
冷涼多雨の気候で、渓谷の両側には断崖絶壁の屏風岩、鎧岳、兜岳等の風変わりな形をした岸壁がそびえ立っています。

また、古くから歴史にも登場しており、倭武皇子(やまとたけるのみこ)が漆(うるし)の木を見出し、部下に命じて持っていた品物に塗らせた事が日本の漆塗りの始まりとなり「宇陀郡漆部(ぬりべ)郷」と言われる様になったそうです。

東部の曽爾高原はススキの名所としてとても有名。多くの観光客で賑わっています。


自然の絶景があり、歴史もあり、何となくミステリアスな雰囲気のある曽爾村。
ここをステージにどんな舞台が展開されるのか…期待に胸を躍らせながら会場へと向かいます!


会場の曽爾村健民運動場。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA 早速、リハーサル中のステージが見えてきてワクワク!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 舞台の右脇から。ステージの左側には鎧岳。



維新派の舞台でもう一つの楽しみが屋台村

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OLYMPUS DIGITAL CAMERA 異国のカーニバルに迷い込んだような、木組で手作り感溢れる屋台村。
おいしいフード、温かい飲み物の屋台がずらりと並び、開演前と終了後のお腹を満たしてくれます。
ここにきてお祭り気分は最高潮に!!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 音楽や落語などのライブも楽しめました。ステージのネーミングもすばらしい。「soni sonic」



この屋台村だけでも十分楽しめちゃいますが、開演時間が近づいていたのでぼちぼちステージに向かいます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 受付ではナイスガイ・ジョニー君がお出迎え!




いよいよ開演。山脈をバックにしたステージは幻想的な雰囲気が漂います。
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〜喋らない台詞、歌わない音楽、踊らない踊り〜




「トワイライト」予告編

「何時/何分/何秒/何曜日/地球が何回まわった時」
「曲がって/くねって/登って/降りて」


照明などの演出によって、時には運動場の一番奥まで広がり、無限の奥行きを感じさせるステージを、白塗りの子供達が駆け回ります。

言葉による台詞は少なく、子供の頃を思い出すような懐かしい単語のフレーズが、変拍子のリズムに乗せて語られます。
踊りも独特で、ダンスというのもまた違った、不思議な動きが数十人の役者によって繰り返されます。
ミニマルな音と動きの集合が壮大な世界観を作り上げ、宇宙空間のような無限の広がりにいる感覚。
音楽監督である内橋和久さんの浮遊感のある生演奏も、幻想的な雰囲気をいっそう盛り上げていました。



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いつの間にかすっかり日が落ち、後ろに見えていた山も闇になり、そういった自然の変化も演出になっているようで…とにかく最初から最後まで圧倒されっぱなしでした!
この曽爾村という地を借りて作り上げられた舞台、見る事ができて本当に良かった。



OLYMPUS DIGITAL CAMERA 帰り道にも素敵な演出が!



OLYMPUS DIGITAL CAMERA 維新派「トワイライト」、アメヒヨメンバーも大満足の舞台でした!
来年の公演は、どんな場所でどんな世界が広がっていくのか・・・今からとても楽しみです!



維新派 オフィシャルウェブサイト
http://ishinha.com

奈良県曽爾村 ーぬるべの郷ー 公式サイト
http://www.vill.soni.nara.jp/

WRITER

奈都


編集スタッフ



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美しさ、時間、想像力、感受性、感動。
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