くらしの研究室

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May.2015

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お持ち帰りfrom世界 “ボリビア ウユニ塩湖の塩の結晶”<後編>

こんばんは!先週までポルトガルに行っていました、閑香です。
そのお話はまた別の機会にさせていただくとして・・

今日は前回の続きで、ボリビアのウユニ塩湖について書かせていただきます。
前回はウユニ塩湖とはどこのなんぞや?というお話だったのですが、
後編の今日は、実際に行った体験談を。


前回書いたとおり、ウユニの町でツアーを予約した私は、翌朝10時に集合場所へ。
そこには同じくツアーを予約した日本人が私を入れて計5人。
このメンバーで四駆に乗り込み、ウユニ塩湖へ向かいます。

途中廃線見学に立ち寄り、1時間ほどでウユニ塩湖が見えてきます。

湖の始まりは、波のない砂浜のようなかんじ。

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このへんで車を止め、天井に乗せてくれました。
驚くような美しい景色が広がります。

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全員テンションあがりまくりです。

ゆっくりゆっくり車は進みます。
見渡すと同じような四駆車が遠くにぽつぽつ見えます。
同じようにツアーか、チャーターした車でしょう。

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私たちがまず目指すのはプラヤブランカという湖の中に唯一ある建物。
一応・・宿泊施設です。
そしてほぼ塩でできております。

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※早朝の写真しかなく暗くてすいません・・
私たちはここに宿泊するプランなのですが・・・
さきほど一応と書きましたように、ホテルとは到底言えない小屋でして、水道も電気も通っておりません。シャワーなんてとんでもない。
ほぼキャンプという感覚に近いかもしれません。

しかしここに泊まると夕暮れから翌朝までずっとウユニ塩湖の景色を自分のものにできるので、日本人には人気なのですが、
どうにもこの設備のざっくばらんさ故外国人には不人気らしく、基本的には日本人が多いようです。




昼過ぎ、まず一旦プラヤブランカへ着くと前日泊まったメンバーが待っており、そこでみんなでランチです。

ランチ後また車にみんなで乗り込み、さらに景色のいいスポットへ。
この日は幸運にも水もきれいに全体に張っていましたが、少ない時はまだ水がよく張っているスポットへ連れて行ってくれるようです。

他の車があまりいない広々としたところで恒例の撮影タイム。

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そう 、そしてこの時はビーチサンダルだったのですが、
下がどうなっているかというと
細かい塩の結晶のつぶつぶが敷き詰められている状態。

素足でジャンプして着地すると、うぎゃあ~と叫んでしまう痛さです。
健康サンダルのような・・。



そしてところどころ開いている穴に手を入れ、穴の奥の塩の壁をうりゃっとはがすと・・・
こちら。

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そう、これこそ今回のお持ち帰り品、塩の結晶です。

それでなくとも旅先で石や珊瑚を拾うことに目がない私としては、これはかなり嬉しく、大事にフィルムケースに直しました。

大きい結晶をとるには穴に手を入れないといけないのですが、私は下に一面に敷き詰められているバラバラの塩の結晶も四角くてかわいくて気に入ったので少しだけお土産にいただきました。

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みんな思い思いに楽しくすごします。

時折バスが横切ったり、

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自転車で一人できたというドイツ人が合流して、みんな自転車に乗せてもらったり。

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一通り遊び終わると、また車でプラヤブランカへ。
車は、前日宿泊組を乗せて町に戻っていき、あとは私たちと、プラヤブランカのスタッフの方のみ。

しばらくすると日が沈み始め、誰ともなくみんな歩き始める。
どこへというわけでもなく、ただ地平線の方に足がむかってしまう。
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日が沈むまでの景色はほんとうに素晴らしかった。

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夜は別のツアーからきた人たちも一緒になり、みんなで食事。

この度残念だったのは、この日は満月だったのです 。

夜空が明るい・・明るすぎて星が全然見えない・・!
というわけで、星空が鏡面で映るという素晴らしい(と噂の)景色は見れず。

鏡面の星空を見たい方はぜひ新月周辺を狙ってください。

しばらく二つの月がある夜空を眺め、就寝。


そして翌朝の早朝。

宿に限られた数しかない長靴を男気あふれるメンバーに譲ってもらい、早朝のウユニ塩湖へ。

そうここは高山。朝晩は冷えるのです。
それを知らず私は長靴を借りていくのを忘れてしまっていたのでした。
なので皆様長靴はどこかで借りて行ってください。
(長靴を譲ってくれた彼は足が冷たすぎて途中で自分の足を「彼」と三人称で呼んでいました・・)


そして見た朝焼け。
それは私がウユニ塩湖で見た景色でもっとも美しく、
人生で見た美しい景色の中でも3本の指に入るものでした。

白くてまんまるの月と、段々と深い青からうす紫に変わっていく空。

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次第にピンクになっていき、青、ピンク、白のグラデーションが360度私たちを包みます。
刻一刻と変わりゆく色に目が離せませんでした。

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やがて朝日が昇ってきました。
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誰もほとんど声を出さず、でも不思議とみんな同じことを感じている確信がありました。
それは、今自分が、自分の意思でここまで来て、ここでこうしていられるという幸せを実感している時間でした。

完全に朝日がのぼり、おのおの好きに過ごしていると、昨日と同じく、今日宿泊する組がやってきて、そこからは前日と同じ流れです。

夕方、私たちはウユニ塩湖を後にしました。
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これが私のウユニ塩湖ツアーの2日間です。

いかがだったでしょうか。
南米はたしかに遠いけれど、少しだけ長いお休みがとれれば行けなくはない場所。

写真では見るけどまさか自分が行くなんて、と思っている場所は、
思いつき次第で案外簡単に自分の場所にすることができます。

地球は広くて狭い!


・・・日常にはお役に立たないお持ち帰り品をご紹介した今回でしたが、
あなたの非日常にもしもお役に立てたなら嬉しいです♪


ではみなさま次回「お持ち帰りfrom世界」でお会いしましょう~!


私が宿泊したウユニの安宿:Hotel Avenida  Av. Ferroviaria 11, Uyuni, Bolivia
私が利用したツアー会社:Brisa Tours(宿のお隣)


注:私がウユニ塩湖に行ったのは2011年です。
記事に書かれている内容は最新の情報ではありませんので、実際に行かれる方はガイドブックなどで最新の情報を確認して下さい。


WRITER

閑香


特派員
時々旅人、時々写真家



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