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31

Mar.2017

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スウェーデン旅行旅日記
「3日目 イースタ2日目、雨時々不思議」

前回までのお話>

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長い道のりを経て、やっと到着したイースタ。
なんとなく選んだその町は、期待以上の素敵な町でした。

咲き乱れる花、青い海、そして念願のロッピスにも早々に遭遇し、 カップラーメンで火傷を負うも、なかなかご機嫌です。

本日イースタ2日目!
そしてイースタ最終日でもあります。

5分で読める旅日記、はじまりま〜す!



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3日目SW
おはようございます。
よく寝れました。でもまだ眠い。
けどシャワーあびなくては・・・てことで7時半頃起きです。
昨日のカップラーメンによる膝のやけどを見てみると・・
うーん、微妙・・じゅくじゅくしている・・
奇跡的に大きいサイズの絆創膏を持ってきていたので貼る。

でもこれやっぱりちゃんと処置した方がいいよね・・
てことでM美に持ってきてもらうことを思いつき、
家族に連絡して家にあるやけどの塗り薬とキズパワーパッドをM美に渡してもらうようお願いした。
M美の家は我が家から徒歩5分くらいなのだ。

無事伝達でき、すぐにM美に渡してくれたよう。ありがとう!!

さてシャワーはすこぶる快適でお湯もあたたかくてスッキリ!
8時になったので朝ご飯を食べに朝食ルームへ。
するとまあなんて素敵なことでしょうか。
各自パンと卵くらいが用意されている程度かと思っていたのだけど、ビュッフェ形式。

かわいらしくチーズ、ハム、サラミ、トマト、キュウリなどが並び、
あったかいゴマパンとトースターで焼ける食パン、ジャム3種、コーヒー、紅茶、シリアル、ゆで卵等々、
すっごくおいしそう!
わ〜い!

とりあえずゴマパンでサンドイッチを作って食べた。
そのあとゆで卵を食べたら早くもお腹いっぱい。

しかし!!ここでやめてはいけない。
貴重なお食事タイムなのだから。
トーストをジャムで食べようとすると、私の大好きなレモンカードがあった。
これ大好き!!
ストックホルムのスーパーにあったら買って帰ろう。

結局休憩をはさみつつおしゃべりしながらトースト3枚完食!(日本のサイズではないです、念のため。)
うーーもう無理・・満腹。
食べきれなかったゆで卵とヨーグルトお持ち帰り。
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一体どこに泊まっているのかというお客たちが庭の方から次々とやってくる。
宿の人もひっきりなしに来るし、サンドイッチをタッパーにつめるのは断念した。

部屋に戻ってのんびり準備。
1泊とは思えないほど散らかしていたのでもう無理かと思ったけど、
いつの間にか荷造り完了できた。
部屋にあった3体の仏像と共に記念撮影をした。

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それにしても・・・
今日は昨日と打って変わってとても天気が悪いのです。
昨日と大違いなのであります。
空は曇天、昨日よりだいぶ寒い。
悲しい・・けどとりあえず外に行くことにします。

宿主が見つからず荷物だけ置かせてもらって外へ。
うーーさむ!!パーカー導入。

とりあえずお店でもひやかそうと町一番のメイン通りへ行く。
が、閉まっている・・すごく閉まっている・・
どこもかしこも閉まっていて、ゴーストタウン・・
とまでは言わないまでも昨日の活気が嘘のよう。
そうか、日曜だからか・・。

昨日窓越しに見かけたかわいいレインブーツも窓から眺めることしかできない。
これぞ本当のウィンドウショッピング。
えーどうしよう。
せめて天気が良ければシャッターもはずむのだけど、いかんせん曇天。
重い足取りでとりあえずまだ歩いたことのない道を東へ歩く。

すると大きな木のある広場と、その向こうに墓地が見えてきた。
墓地好きとしてはテンションが上がる。

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と思っているうちにポツリポツリと奴らが降ってきて、
あっというまにサーーーっと本格的に降り出した。

慌ててすぐ近くの小さな建物に入ると教会だった。

こじんまりした小さな教会。
ここで雨宿りさせていただこう。

昨日の教会とは全然違って素朴。
これはこれでいい雰囲気。
暇つぶしに日記を書く。

日記も書き終え、Y子と交換して読み合い、
することがなくなった上に寒いので、
教会にあった、とてもかわいいろうそく立ての
ろうそくを全てつけていく、ということまでした。
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雨宿り開始がPM1時頃で、ついに2時半になったので、
これはもう強行して帰ろうということになり、布を頭からかぶって出陣。

不思議なことに、スウェーデン人の皆様は誰も傘をさしていない。
カッパを着ている人すらちらほら。
みんな雨なんて降っていないかのような風貌で平然と歩いている。
この程度雨として認識しない程度なのだろうか。
なかなか濡れるんだけど。

そして雨よりもこの寒さ・・うーーーさむい・・
昨日と何もかもが違いすぎる。

雨と日曜がたまたま重なっただけだけど、それだけでこんなにテンションが下がるとは。
しかも寒いときたら鬼に金棒、自分が鬼ではなくやられる立場としてそう思う。

がんばって歩いて宿に到着。ただいまOUR HOUSE。
青色点々
共同スペースを使わせてもらおうと宿主に「ここ使ってもいいですか?」と聞くと
「お金払う必要があるよ」と言われて目がテンになった。
今まであれほどホスピタリティにあふれていたこの宿にそんな鬼畜なルールが・・

試しに「いくらですか・・?」と聞くと、
「ちょっとまってね〜」とタブレットを出してきて、見せられた金額は宿泊代。

あれ?それって予約の際カード払いしたはずでは?
と思ったけどどうやら払ってなかったようで、
「お金払う必要がある」とは宿代のことでした。
共同スペースを使うのにお金がいるわけではなかった。
そりゃあそうか。

快く共同スペースを貸していただき、日記など。

そうこうしているうちに、あらま!晴れてきたではないですか!
覗く青空、差し込む日差し。

明るく照らされた庭の野花たちはさっきと打って変わってキラキラしている。
やっぱり晴れっていいよねー!!

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気を良くした私たちはここらで昼食をはさむことに。
またもやカップラーメン。

お湯を沸かさせてもらい、ポーチで食べることにした。
ちょっと肌寒いけど膝掛けもあるし。屋内だと匂いが気になるしね。
今日はタイカレーラーメンです。

食べ終わったカップを庭のゴミ箱に捨てに行くついでに、
青い小さな花を摘んだ。
かわいい。
見ていてクーっとなる。

庭に置いてあったトランポリンもしてみた。
楽しい。
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イースタもそろそろお別れなので、もう一度散策に行こうということに。
PM7時前。まだまだ明るい。感覚的には夕方4時。
でもやや日が傾きかけていて光が綺麗。

かわいい家の並ぶ石畳の方へ歩く。
やはり相変わらずかわいい家がいっぱいでキャーとテンションが上がり、
ここもかわいい、ここもかわいい、と曲がる角曲がる角興奮しながらシャッターを切って・・

・・・いたのだが、
しばらくして私もY子もほぼ同時に、薄々違和感を感じていることについて口火を切った。

それは、どの家もひと気がなさすぎるということ。
窓際はかわいく装飾されているというのに、その部屋の中はどの家も電気もついておらず、人の気配ゼロ
それがどの家もどの家もぜーんぶそうなのだ。
おかしい・・・・

なぜだ、なぜなんだ。
出かけているにしてもこんな町中一気におでかけとかありえるだろうか。
だんだん怖くなってきて、ここはどうだろうかと色々な家の窓をのぞくも、どこも同じ。

実は・・この町には誰も住んでいなくて作られた町なのだろうか・・

2人で仮説を色々立てるも納得のいく答えは出ず、不安と恐怖がつのるばかり。
どうにもこうにも謎は解けぬまま、時間も時間なので宿に戻ることにする。

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帰り道、相変わらずひと気のない家家が並んでいたのだけど、
ふと中を覗くと、電気のついていない暗い部屋の奥に人影が・・!!

おばあちゃんが座って電話をしている!!
隣の家をのぞくと、またもやおばあちゃんが椅子に深々と座り居眠りしている・・!

みんなもしや家の中にいるのか・・!?

この小さな手がかりから我々が出した予想は、
この町には若者や子供が少なく、ご老人が多くて日中は家の中で静かにひっそりと生活している・・?
そして冬の暗さに比べれば夏のこの夕暮れなんて明るすぎるくらいで
電気など不必要でつけていないのでは・・?ということ。

完全に納得はしてないが、少なくとも数人の老人が生活しているのを確認できて安心した。

まあ今書いてて思ったが、日曜でお店も全部休みだし外に出る意味がなかったのだろう。
そして前日にロッピスでそこそこ住人を見たのだからそれでいいではないかと今となっては思う。
しかしこの時は、知ってはいけない町の秘密を知ってしまったのではと恐怖心を抱いた出来事であった。
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さて、宿に戻って荷物を引き取って出発。
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今日はまずイースタからマルメへ電車移動、
その後マルメからストックホルム行きの夜行列車。

翌朝ストックホルムからウプサラへ移動、
という予定なのです。

昨日駅の時刻表で時間をチェックしていて、PM 9:02発のマルメ行きに乗る予定。

8:45頃駅について再度時刻表を見るも、なんとなく胸騒ぎ。
あれ・・9:32までないような気がする・・・

不安になって駅にいた女性に声をかけて聞くも「たぶん9:32」という答え。
念のため別の若い男性にも聞いてみるとやっぱり「9:32発」との返事。
わーーーまじか・・・やばい・・・

なぜこうも焦っているのかというと、
私たちは本日PM10:37マルメ発の夜行列車を予約しているのであった。

イースタからマルメまで50分。
9:32発ってことはマルメに着くのはPM10:22。
うーーーん・・ギリギリ・・・

なんてこった〜!

そもそも9:02発があると思ったのは時刻表を見てのことだけど、
駅員に確認するわけでもなく、
スウェーデン語で書かれたものをなぜやすやすと正解と思い込んだのか。
タブレットを使いこなす宿主に聞くべきではなかったのか。

あーーーもうまたもやバカすぎる〜〜〜〜!!!

でもたぶん・・間に合うはず・・!
何かあったら終わりだけど・・・

とりあえず9:32にちゃんと電車はきたので、乗り込む。

窓の外におそろしく美しい夕焼けが広がっていた。
広い草原の向こうの広い空が真っ赤に染まっている。
こんなきれいな夕焼けはなかなかお目にかかれないだろう、という美しさ。

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車掌さんがまわってきたので、マルメに何時に着くか確認。
するとさっとiphoneを出して「10:23だよ」と。
ほっ・・・

しかし・・・マルメの一つ前の駅に着いた時、時刻は10:24だった。
話が違う〜〜!!
早く早く〜!!

まあ完全に私たちのミスなので、急かす立場じゃないのは百も承知なんですが、
お願いだから急いでください。

そして10:27、やっとマルメに到着。
いそげ〜〜!!

幸いにも行きに一度通った駅なので方向感覚はバッチリ。
地下から上がってホームへ!
ストックホルム行きの夜行、これだ!!

例によって安いチケットのため、一番遠い車両が私たちの乗るべき普通席の車両。
なんとか駆け込む。
乗れた〜〜〜!!よかった〜〜〜〜!!!

肝を冷やすとはこのこと。
ハラハラした・・・

反省点が多すぎて情けないけど、でも嬉しい。

腰を落ち着け、安堵の気持ちでゆで卵とあんぱんでばんごはん。
おいしい・・幸せ・・・よかった・・・

そしてありがとうイースタ!
楽しかったよ〜!

今日も車内で就寝です。前回の教訓を生かして厚着しているので安心。
おやすみなさい・・・

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WRITER

閑香


特派員
時々旅人、時々写真家



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