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17

Mar.2017

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スウェーデン旅行旅日記
「1日目 いざゆかん、夏のはじまり、旅のはじまり」

こんにちは。閑香です。
インド旅行記を読んでくださっていた皆様はお久しぶりです。

本日より旅行記第二弾として10日間のスウェーデン旅行記を連載します。
全10回どうぞ皆様お付き合いくださいませ!

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1回だいたい5分で読める”よみもの”です。

皆様日々お忙しくされている事と存じますが、
ほっと一息つけるお時間に、
コーヒー、紅茶、ハーブティー・・何でも構いませんのでお気に入りの飲み物片手に、
本をぱらりとめくる気持ちで、
5分間だけ、私と一緒に世界旅行しませんか。

最終日、少しだけ知らなかった場所を知った気持ちで一緒に帰国してもらえれば嬉しいです。

花kei2
<改めまして自己紹介>

閑香顔
わたくし、閑香

20歳頃から外国旅行に目覚め、途中写真の魅力にも取り憑かれ、
仕事を辞めたり休んだりしながら時々写真家、時々旅人として活動中。
一つの国をじっくりタイプのため、行った国の数はあまり多くなく、25カ国ほど。
モロッコ、グアテマラ、南米、トルコ、ウズベキスタン、タイ、インド、東チベット、など。


・とにかくおっちょこちょい。
・気持ちがいつも前のめり気味。
・しかし体力がなく、疲れると思考がぱたりと停止する。


Y子顔
旅の相棒、Y子

相棒歴早10年以上。
早々にデジタルカメラに移行した閑香を横目に今でもNikonのアナログフィルムカメラで旅を切り取っている。


・閑香と反対で冷静沈着。
・しかし閑香と同じく体力はない。
M美顔
そして今回初の途中参戦のM美

歌うたい。
憧れていたスウェーデンに閑香が行くと聞きつけ、この度途中参戦を決意。

個人の海外旅行は初だと言うのに自力での現地集合を強いられる。
無事合流できるのか・・!?


今回は期間も短め、そして途中から3人というレアパターン。
はてさて、どんな旅になりますでしょうか。
あなたも4人目の仲間として一緒に楽しんでいただければ嬉しいです。


map

さて、本日から出発しますのは「スウェーデン」、
ご存知北欧にある国です。

なぜ旅先をスウェーデンにしたのか。

私はこの数年前、スウェーデンのお隣であるフィンランドへ行きました。
ちょうどクリスマス前でクリスマスマーケットは可愛らしく、トナカイのソリにひかれ、
オーロラも見れて感動、とても良い旅だったのですが、、
いかんせん日照時間が短かった。それはもう短かった。

忘れられないのは朝ごはん。
朝8時くらいに窓のある朝食ルームで朝ごはんを食べるのですが、レストランの雰囲気が夜8時の感じ。
外は真っ暗で、街灯がぼわんと雪の積もった地面を照らしている。
なんか・・・寂しい・・!!

そして私は思ったのです。
日が長いのを体験したい。白夜が見たい!と。

そんなわけで今回は最も日の長い夏至の少し前、
6月上旬にスウェーデンに行くことにしたのでありました。


あまり日数がないので、立てた予定はこんな感じ。

SWmap2
首都ストックホルムに着いたその足で夜行列車に乗り、
マルメ経由でイースタという町を目指す。 その後ウプサラへ。
ウプサラからレットヴィーク
レットヴィークからレクサンド

レクサンドでM美と合流!
レクサンドからストックホルムに戻る。

もっと北まで行ってみようかという案も出たのだけど、
レクサンド周辺の「ダーラナ地方」というところが良さそうだという
なんとなくのイメージでこんなプランにいたしました。

前置きが長くなりましたが、
それではいざ行かん、スウェーデンの旅日記。
はじまりはじまり。
仕切り線青
1日目
ごきげんよう。久しぶりのY子との旅行。
スウェーデン10日間の旅。後半M美も参戦です。

スウェーデンにしたのは白夜が体験してみたかったことと、
チケットが安かったこと(往復¥79,650)が主な理由です。
はてさてどんな旅になるのでしょうか。楽しみだ。

本日4:50起床。
目覚ましが何回もガンガンなってやっとのことで起きる。
着替えて荷造りして6時前に出発。

予定より一本早い電車に乗れたので余裕を持って天王寺にてY子と合流。
今回は二人ともいつものバックパックを置いてスーツケースとやらにしてみた。

しかし荷造りはどうしてどうにもこうにもあんなに大変なのか。
2日くらいかかってヘトヘト。
もっとさっとやりたい。
たかが10日の旅くらい。
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黄色破線
慣れないJR阪和線(いつもは南海)でうだうだしゃべりながら目指せ関空。
あとはもう乗っていれば着く、と思っていたのは大間違いだったようで、
私たちが乗っていた電車は後ろ4両を切り離して前は関空、後ろは和歌山へというタイプだったのであります。
運悪く私たちが乗っていたのは和歌山行きの車両。

切り離す日根野駅で、えらい長いこと停まってんなあ・・と思いながらふと耳をすますと
「この車両は和歌山行きです」というようなことをアナウンスしているではないか。
おお、なんてこと!
とにかく慌ててホームに飛び降りた。

そしてどこからか「関空行き発車しまーす」と聞こえるのだけど、どこからか瞬時に判断できず、
あ、前車両・・!と思った時にはぶいーんと電車は行ってしまっていた。
立ちすくむ私たち。
ばかすぎるーー!!

なにやってんだか、本当に鈍臭い。
次の電車は20分後。待つしかない。
まだ日本なのにこんなことでいいのだろうか。
まあでも和歌山まで行かず飛び降りれたことだけでもラッキーと思おう。

二人で階段に座って電車を待つ。
15分くらいたったのだろうか、私たちのいるホームに電車が着いた。
でも行き先が関空ではない。
これじゃない、危ない危ないフーとか言いながら、その電車から大量の人がどわーっと降り、
そしてわ〜っと階段を上っていくのをぼんやり見ながら、
みんななぜこんなにここで降りて階段を上るのだろう・・と少々気になり
線路を挟んだ向かいのホームに目をやると「関空ライン」と書かれた電車が停まっていた。

あれうちら乗るやつやん!!と飛び上がって慌てて移動。
なんとかギリギリ飛び乗り、すぐドアは閉まった・・
あっぶな〜〜!!
というか、私たちぼやぼやしすぎ!?

でもここで一つだけ言い訳させてください。
私たちが座っていたホームはこの日、電光掲示板が故障中だったのです・・!

しかしまあ危なかった。
空港に行くだけでこんなに大変だとは。
うっかり別の駅で降りないように気をつけて今度こそ無事関西空港到着。
青色点々
チェックインして最後の晩餐。ネギトロ巻きとからあげくん。

AM9:30発の予定の飛行機が10分前倒しになっているとのことで、
急ぎ気味でゲートまで歩きつつも
また何かしらのおしゃべりをしつつ、
途中にあった巨大な陶器(3mくらい)に目を奪われたりしていると
気づけば私たちが向かうべきゲートを50mほどもすぎていた。

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急いで元来た道を走って戻りながら、
ばかすぎる〜!と笑いが止まらず、
ヒーヒー笑いながら走って苦しかった。

そんな必死の思いで乗った飛行機だったが、
実際は乗り込んでから飛び立つまでかなり待たされ勝手ながらイライラしてしまった。
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それにしても外は天気が良く、窓から日本の地理がはっきり見えて感動した。
こんもりとした山々、大きな川など俯瞰で見るとまさしく地球。
淡路島のはしっこの風力発電機もぽつぽつとかわいらしく並んでいた。
瀬戸内のぽこぽこした島々など本当に圧巻の美しさ。島っていいね。
日本の地形は素晴らしい。

しかし眠くてたまらない。
機内食をパスしてくーっと眠った。

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今回は北京で一度乗り換えます。3時間ちょっとで北京に到着。
さくさくっとトランジット。
ストックホルム行きの飛行機へ乗り込む。

北京までの飛行機で結構寝たので眠くなく、読書。
私がいつも旅先で読む銀色夏生のつれづれノートを読みつつ、
日々のことに思いを巡らす。
こういう暇な時間に思いを巡らすことができるのも旅に出る大きな理由の一つ。

機内食がきたのだけどこれが史上最強にまずい機内食でした。
ポークケチャップと変なケーキ。
パンがまだなんとか食べられた。

少し寝て、しばらくすると二度目の食事。

今度は味のないチャーハンとザーサイ。
塩胡椒をかけても不味かった。
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ただ安定のおいしさはジャスミンティー。
さすが中国系エアライン。
持っていた梅のおにぎりを食べてまた眠る。苦しい。

ようやく窓の下にスウェーデンの街並みが見えてきた。

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なんだかおしゃんな匂いがする。

やっと到着!北京から9時間半の空の旅。
スウェーデンは午後5時半。

しかしまだ落ち着けません。本日は夜行電車で移動するのです。

空港のインフォメーションで中央駅までの行き方を親切に教えてもらった。
それにしても空港もなんだかスタイリッシュだ。

すんなり空港からバスに乗れた。

街並みはフィンランドに似ていて、
木々とかわいらしい建物が窓の外を流れていく。
ふと目をとめると、素敵なアパートの素敵な窓に
嘘のようにおしゃれに腰かけている女性がいた。

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映画の一場面のようだった。

約30分で中央駅到着。
電車は午後9:25発なので、ベンチに座って電車を待つ。
今回はヨーロッパということで、いつもみたいに行き当たりばったりではなく
電車も宿も日本で予約してきたのです。

待ち時間にY子とこれまでの旅行でしんどかったこと、辛かったこと、危なかったことなど
ネガティブな記憶を並べてみたのだが、出るわ出るわのしんどい記憶。
あの時は本当に辛かった、いやでもあの時も・・と止まらない。
よく懲りずに何回も旅してるね、と我ながら感心する。
喉元過ぎればとはまさにこのことか。

話しているうちになんだか眠くなってきて
しばらくベンチで寝てしまった。
サーモン点々
そろそろ時間なのでホームへ。
レトロな電車。
5両くらいあって寝台とそうではない車両に分かれており、
もちろん寝台の車両の値段の方が高かった。
貧乏旅を掲げている私たちは夜移動するにも関わらず一番安い普通席の車両。
とはいえ飛行機より広いし余裕、と思う。

ラッキーなことにすいていたので出発してしばらく様子を見てからY子は前の席に移動し、
一人で2席使わせていただいて横になって眠ることができた。
もはや寝台。
夜は少し寒かったけど、どこぞで手に入れた毛布があったので快眠だった。


・・さて、いよいよもうすぐ第一の目的地イースタですが、
1日目の本日到着できず。

次回目を覚ませばスウェーデンの小さな町、イースタです。
お楽しみに!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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tuduku

WRITER

閑香


特派員
時々旅人、時々写真家



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