特集記事 > 5分 de 世界旅行

18

Dec.2015

/

インド旅行旅日記
25日目 初体験ボリウッド、さようならインド

タイトル   <前回までのお話>

face
インドを旅する閑香とY子。

25日間かけて、
コルカタ、ダージリン、バラナシ、
デリー、ジャイサルメール、ジョードプルと周り、

ただいま最後の街、ジャイプール。

長かった旅も、本日最終日。

インドでしておいた方がいいことといえば、
やっぱりあれ・・!


5分間の旅日記、はじまりま〜す!

kei_020
_MG_2968
24日目
おはナマステ。
7:30に目覚ましが鳴る。
眠い・・・

というのも昨夜ついつい旅の終わりが名残惜しく、
Y子とのおしゃべりに興じてしまったのだ。

「服装の推移に見る旅の思い出と考察」
みたいな感じで、過去の旅の写真を見ながら、
この時はこんなの着てたね〜など。

だいたい1回の旅につき、服装は1パターンなので分かりやすい。

黄色点々
さて、7:30に起き、
しばらくぼんやりしてシャワーへ。
水を混ぜないと火傷するほどに熱いお湯。
嬉しい。
思う存分浴びた。すっきり!

そして日焼け止めを塗り(シャワー浴びたばっかりなのにぃ・・)
服を着て恒例のルームサービス。
チャイとクラブサンド。

合計152Rsで、
昨夜粘って請求したお釣りの2Rsが、ここで活きた。

ちなみに後で出納帳をつけるために覚えた語呂は
152(いっこうに)終わらないパッキング」。

そう、今日は最終のパッキングです。
旅の集大成といっても良い。
破線黄緑
まず捨てるものを選別。
ネックウォーマー、ロンT、もこもこパンツ、
あったか靴下を捨てます。
みんなどうもありがとう、と心で供養。
なむなむ。

そしてパズルのごとく、
様々なものをリュックに詰めていく。
やっぱりドアノブ包み直そう!と1回広げて、
ノブ

こういう感じで組み合わせ直し、

緩衝材で包み、さらにそれを夢の布で包んだ。

実用品は1つのケースにつまとめ、
ケース2には買いすぎたHIMARAYAをつめていった。
これがなかなか大変だった。

それだけで汗が出て、どっと疲れる。
一旦朝ごはんにしよう。ふー

_MG_2953 散らかったベッドの上

食べ終わっていよいよ本番、リュックに詰めます!

いろいろ捨てたのでだいぶ入りやすく、
パンパンではあるけど、なんとか入った。
疲れた〜〜1回コロンと横になる。

でももうあんまり時間もない。悲しい。

_MG_2990

11時半頃部屋を出てチェックアウト。
ありがとう、大好きなVijay Niwas。

私のバックパックはギチギチで
柔らかさのかけらもない。

脂肪ではなく筋肉という感じ。

リュックを置かせてもらって外へ。

映画館へとことこ向かう。

今日も暑い。

_MG_2970
_MG_2975
_MG_2972

12時すぎに着いたのだけど、
12:30からのチケットはまだありそうで、
みんなチケットを買うのに並んでいる。

_MG_2977
上映していたのは
「TERE NAAL LOVE HO GAYA」という映画。
前知識ゼロ。

席は、ダイヤモンド(120Rs)、エメラルド(70Rs)、ルビー(30Rs)と
3種類あった。
私たちはエメラルドをチョイス。V-29,30です!

70Rsといえば100円ちょいなので、安い。

映画館の構造は日本の映画館に似ている。
ポップコーンも売っているよう。

言葉分からなくても楽しめるかな・・
退屈だったらどうしよう・・

・・・というのは完全に杞憂だった。
結論から言うと、すごくおもしろかった。

平たく言えばザ・ラブコメディ。

名称未設定-5
破線 会社を経営している小金持ちの親父。
主人公の青年は、この親父からリキシャを借りて働き、
慎ましくも楽しく生活している。

しかし!彼はある日雇い主である親父と揉め、
翌朝行くと、自分がリキシャの中に貯めたお金共々
なんと売り払われてしまっていた!

一方、親父には、おてんばでかわいい娘がいる。
この娘は親父が決めた相手と結婚をさせられることになり、
しぶしぶ迎えた結婚式、
リキシャを売られたショックで泥酔した青年が結婚式に乱入!

なんとなくわーわー騒いでいるうちに、
そもそも結婚が嫌だった娘は、チャンスとばかりに
青年に人質にとられたという自作自演の演技で、
青年と二人、車で逃亡。

そこから始まる二人の恋と冒険の行方やいかに・・!

という話。 破線


おもしろいのは、このヒロインの子が、
「気が強くて自己中で強引だけど顔がかわいくて憎めない」、
みたいなキャラクターなのだけど、
こういう女の子が魅力的という感覚は
万国共通なんだなあということ。

また、着の身着のまま逃げたはずなのに、
次から次へとかわいい衣装に変わり、
髪型もおしゃれに変化していたこともおもしろかった。
逃亡翌朝には服が変わっていた。
青年もちょくちょく変わっていた。

こういう細かいことにこだわらないのが
インドスピリット!いいね。

さらにもうひとつおもしろかったのは、客の反応。

ヒュ〜っとかピュ〜っとか、口笛や指笛を拭いたり、
よっ!!っと掛け声かけたり、ライブばりに参加している、

基本はミュージカルで
盛り上がりどころではダンスと歌が入るのだけど、
そこが一番たまらないらしく、
今からダンスが始まりそう・・って時にみんな待ちきれず、
ひゅ〜っと声をあげ、ダンス中には大盛り上がり。

その様子がおもしろくて笑ってしまった。

さて、物語は貧乏かと思っていた青年が
実はまさかのお坊ちゃんだったということが分かって驚いたところで、
一回休憩。
第二部へ。

二部もダンスに歌に、悲喜こもごも、
いろいろあったけど、最後はもちろんハッピーエンド。

めでたしめでたし。

ダイヤ2

いやーしかし、言葉も分からないのに、
こんなに分かる、分かりやすさもすごいし、
歌も踊りも楽しく、
おもしろかった〜

ヒロインもかわいくて、
見ているだけで楽しかった。
満足。

これが私の人生初ボリウッド(インド映画)だったのだけど、
その後、日本でも結構公開されるようになって、
ちょくちょく見ています。

インド映画、おもしろいですよね。

仕切り線
さて、時刻は15時前。
映画館のすぐ近くにおいしいと評判の
NIROSというレストランがあるので、
そこへ行くことにした。

店内は日本のファミレスに酷似。

入ってメニューを見て目を見張る。
今までで一番高級!

カレーが230~350Rs(約500円〜700円)。
お金を使い切る気であまり残していない私たちは、
空港へ行く400Rsをよけると、
二人で350Rsくらいしか持っていない・・
考えて頼まないと・・・

と思ったけど、
最後のごはんでなんでそんな我慢しなくちゃならないんだって話になり、
もうよけていた400Rsも使い切っちゃえ!
と好きなものを好きなだけ頼むことにした。

急にリッチな気持ちで、
パニールバターマサラカレー、タンドリーチキン、チャパティを注文。

_MG_2984
_MG_2982

全部おいしい〜!!
カレーは見た目は赤いけど、
食べるとバターの香りとトマトの風味が広がり、
マイルドでおいしい。

お会計は547Rsでギリギリセーフ!
よかった・・贅沢した。
私たちのホテルの1泊の部屋代とほぼ同じ。

NIROSを出て、お金を両替。
そこの人が金額をちょろまかしてきて、嫌な気持ちに。

少しだけお金が余りそうなので、
宿に戻って3Fレストランのテラスで
私はラッシー、
Y子はチャイを飲む。

マネージャーが呼びに来てくれて、
下に降りると、
リキシャかと思いきやタクシーだった。
_MG_2995


ジョークの好きそうな陽気な運転手の車で空港へ向かう。

車酔いしつつ、おじさんとしゃべりつつ、
30分ほどで空港に到着。

運転手さんに、日本の有名なものは何か?と聞かれた。
有名なもの・・富士山と寿司と寺と・・
なんだろう・・Japanese Spritかな・・

仕切り線みどり さて。
飛行機でまずはムンバイへ。
2時間ほど。
荷物削減のためスパッツを2枚履いていて、苦しい。

そしてムンバイで出国手続き。

苦しかったスパッツも脱いですっきり。
ムンバイの空港はきれいで、
最後残っているルピーを使おうにも高いお店ばかり。
30Rsのクッキーを発見して購入。数枚食す。

ムンバイから出発して約2時間、香港到着。
眠すぎてベンチでく〜っと眠った。
4時間くらい寝ていたように思う。

あと少しなのに家までの道のりが遠い・・
早く帰りたい。

そしていよいよ日本へ向けての飛行機に搭乗。
ついに・・・

離陸までの間、最後の本、大槻ケンヂの「のほほん雑記帳」を読了。
おもしろかった。

オレンジ点々 そんなこんなでいよいよ旅も終わりです。
もうすぐ日本。

インドはかつて絶対行きたくないと思っていたはずなのに、
行ってみると、どうということもなく、
他の国に比べて特別かと言われれば、
それほどでもない。

でもたしかに文化は非常に奥深く、濃厚というか、
まさにインドで食べたカレーのように、
辛さも甘さもごちゃまぜ!
というような不思議な味わい深さのある国で好きになった。

ほんの一部の地域にしか行けていないので、
機会があればまたぜひ別の地域にも行ってみたいと思う。

南インドや、北のラダック地方など。
ヨガやアーユルベーダもおもしろそうだしね。

とにかく二人とも健康で、トラブルなく、
大きな失敗もなく、良かった。

またのんびり旅できますように・・・

ありがとう、そしてさようならインド!!!

4_95960014
エピローグ
ここまで読んでくださった方々、ありがとうございます。

全25回という長期旅行、ロング連載、
大きな出来事もなく、ゆるゆると続いていく、
そんな旅を一緒にしてくださった皆様、
おつかれさまでした。

情報量は少なく、知らんがなという内容ばかりで、
それでも読み続けていただき、感謝です。

旅と一言で言っても、
そのスタイルは様々で、
その人その人にあった楽しみ方があります。

私たちの旅はこんな風ですが、
皆様が自分に合った旅を楽しめますよう、
こんなのもありなんだと思っていただければ幸いです。

旅は自由になるための道具なのです!
ではまたどこか別の場所でお会いしましょう!


tuduku
※1日目から読んでみようという方はコチラから!

WRITER

閑香


特派員
時々旅人、時々写真家



特集記事

ここでは、各コンテンツには収まらない、様々な特集記事をご紹介してゆきます。
季節やイベントにリンクした企画や、
ちょっと変わった企画まで、 家や暮らしに留まらず、様々な切り口でお届けします
新しいコンテンツがここから誕生するかも?

NEWS & EVENTS

ALL