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21

Aug.2015

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インド旅行旅日記
7-8日目 28時間耐久移動<前編>

タイトル
  <前回までのお話>

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コルカタ、ダージリンとまわって3都市目を目指す、閑香とY子。
ダージリンは落ち着いていて良いところでした。
さてさて次のバラナシまで無事にたどり着けるのか?

境目がもはやよく分からない2日間のため、
28時間耐久移動、<前編><後編>でお送りしま〜す!


バラナシを目指す長い道のり、苦しいですがお付き合いください・・!

5分間の旅日記、はじまりま〜す!

kei_020
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7-8日目 前編
おはようございます。
今日は12時チェックアウトなので、ゆっくりと起床。

今日から怒涛の移動。乗り越えられるだろうか・・。
パッキングを済ませて、12時に下に降りていくと、オーナーと奥様がいた。

オーナーに「結局電車どうなりました?」と聞かれたので、
「実は電車のチケットがとれなくてバスでパトナーまで行くことにしたんです。」と言うと、
奥さん「え〜〜〜〜!!!」
オーナー「オーマイゴット・・・・」
という反応だった。

「それかなりきついですよ〜」とおっしゃるので
「道がですか?治安ですか?」と聞くと、
「うーん・・両方」と。

マジかぁ・・でもまあがんばるしかない。
気合い入れていこう!!

ちなみに今の状況をおさらいすると・・・

india-map2

このようなことになっています。

宿のお二人にお礼を言って宿を出る。

町のシンボル時計塔前で乗り合いジープに声をかけられ、
240RS(約420円)でスィリグリーまで乗せていってもらうことにする。
ジープに乗り込むこと数十分・・車に酔ってきた・・
気持ち悪い・・

しばらく別のことを考えて気を紛らわすも、
道はずっとクネクネと山道で車酔いに拍車がかかる。
やばい・・・とビニール袋を握りしめ、酔い止めを服用。

今にも危ないというギリギリを堪えながらじっと俯いていると、
数十分後見事に睡魔に襲われ、
目が覚めたら気持ち悪いのがほぼ治っていた。

酔い止めパワー・・素晴らしい。。
黄緑点々
しばらくするとスィリグリーに到着し、
ジープを降りるとなぜかインド人がわ〜っと寄ってくる。
バスのチケットを握りしめていると、こっちだよとバス乗り場を教えてもらえた。

言われた方向に歩いているとバス会社発見。

同じく旅行者らしい若い西洋人の男の子二人組もいる。
聞くとどうやらこの子たちも電車がなくてバスでバラナシを目指す組。
ダージリンで私たちのことを見たよ、とのこと。

おそらく年下であろう大人しそうな二人はスイス人。
感じはいいけど、少し頼りなさそう・・なんて言ったら失礼&贅沢だ。
同じ境遇の人が一組いるだけでかなり心強い。

18:00の出発まで3時間ちかくあるのでバスの待合室で待つ。
絵しりとりなど。
破線
そうこうしているとバスが来たようだ。
スイス人の男の子は逐一こちらを気にしてくれている。

バスはなかなかのボロさだった・・。
もしかしてすごく快適なやつかも、という微かな希望は打ち砕かれた。
でもまあ、このくらいのボロさなら過去に乗ったことあるので大丈夫、だと思う・・。

乗り込むとすぐ大音量で映画が始まった。

うるさい・・・

そして私の横の人と、私の後ろの人が斜めの動線でぺちゃくちゃおしゃべり。
バスのクラクションもうるさいし、

とにかく尋常じゃないうるささに頭がクラクラする。
きつい・・人もどんどん乗ってくる。
img029のコピー


カロリーメイトを食べて寝る態勢に入った。

時間は定かではないが、そこからも何回かバスはご飯休憩や、
トイレ休憩などで止まっていた。
なんでもいいから早く行こうよ・・と思いながら目を閉じて堪えた。

そして深夜、ものすごい揺れで目が覚めた。
バスが左に右にガタン、ゴトン、ガコンと揺れている。
とんでもない道の悪さを感じる。
一時的ではなくしばらく続きそうだ。

常々、旅行中に何か身の危険があるとすれば、
乗っているバスもしくは車の事故の可能性が最も高いだろうなと考えている私。
怖い・・・

横転したらどうしようと不安が募る。
今ここで死にたくない・・

などと思っているうちに、いつのまにか道も普通に戻り、
私も眠っていたようで、目が覚めると朝だった。
オレンジ点々
朝日がぽっかりと丸く赤い。
そして寒い!ダージリンで買った毛布を纏う。

予定時刻のAM7:00頃、無事パトナーに着いた。
13時間のバス旅だった。


◆8日目に突入です。


バスから降りるとまたもや、わ〜〜っとリキシャ(人力車)の人たちが寄ってきた。
希望としては、乗り合いジープなどで
一気に目的地のバラナシまで行きたかった。

でもジープなんてなさそう。
いるのは大量のリキシャのみ。
みなさんこれまでの場所とは少しちがう、やはりかなり貧しそうな出で立ち。

リキシャの人にこれからどこに向かえばいいか聞くも、
誰もあまり英語ができないよう。
ついでに言えば、旅の道連れスイス人青年二人もあまり英語が得意ではないよう。

身振り手振りで聞き、
結局この近くの「DANAPUR」という駅から
列車でバラナシまで行けということのようだった。

とりあえずリキシャで駅まで向かおうとするも、
私たちという客を取り合ってリキシャたちが喧嘩を始め、しばし傍観。

なんとか、最初に声をかけてきた人に権利が渡ったようで、スイス人と4人で乗り込んだ。
黄色破線
早朝、埃っぽいパトナーをボロボロのリキシャに乗って移動。
風が少し冷たく、不安なような、しかし少し爽快なような、
不思議な気持ちになった。

リキシャにゆられること15分ほど、
DANAPUR駅に到着。

案の定、2人で100Rsと言う話が、
着くと1人100Rsになっていたが、大人しく払った。

DANAPUR駅は思いの外大きく、
ホームも4つくらいあるし、人もわりといる。
仕切り線みどり
そして駅に着いたけど・・・どうすれば・・・

気づくとスイス人青年を見失っており、
うろうろと自力で駅員などに聞いて、
AM11:00にバラナシ行きがあることが分かった。
ちなみにただいまAM8:00

チケットを買うところを探してたどり着くと、
ちょうどスイス人青年たちも買うところだった。

1人58Rs(約105円)、安すぎる・・どんな電車だろう・・
3時間、ホームで待つことにする。
旅行者が全くいないこの駅で、確実にみんなの注目を集めている気がする。

予想外に寒いパトナー。バラナシはどうなのだろう。
とにかく早くバラナシに着きたい。
水色点々
出発以来初のトイレに行くために、
スイス人青年たちに荷物の番を頼むと、快くokしてくれた。

さっきうろうろした時にうっすら「トイレ」の看板を見た記憶を頼りに駅構内へ。
先ほども親切にしてくれた駅員さんに聞くと、
「Lady’s waitting room」という場所があり、そこにトイレがあるとのこと。
そこまで案内してもらった。

入ってみるとそこはきれいな一室で女性がいっぱい。

奥がトイレになっており、今まさに朝の掃除が終わったところと見えて綺麗。
ありがたく使わせていただいた。

昨日宿を出発してから、いつトイレに行けるか分からないので水を50mlも飲んでいない。
そして今トイレに行けたからといって、次いつ行けるかも分からない。
バラナシに着いたら思う存分水にポカリの粉末を入れて飲むのが夢だ。

そして不思議とお腹もすかない・・
どうなってるのだろうか私の体は。

無事トイレを済ませ、スイス人2人のところへ 戻り、そのまま一緒に座った。

img026
2人ともやはり年は21歳で、
学校を卒業した後一人はメカニックエンジニア、
もう一人はソフトウエア開発をしていたが、
もうすぐ徴兵があるので、その前の休みにこの旅行をしている、
といったようなことを言っていた。

見るからに理系の2人。
理系っぽい雰囲気は万国共通なのか。
そのイメージ自体が偏見ではあるが、
本当に日本で見るオーソドックスな理系男子2人組そのものなのだ。

ぽつぽつおしゃべりしていると、
突如インド人に「インタビューしたい」と声をかけられた。

インタビュー・・?


・・・さて、本日はここまで。

_MG_1865
tuduku

WRITER

閑香


特派員
時々旅人、時々写真家



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