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31

July.2015

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インド旅行旅日記
4日目 なめてはいけなかった2月の標高2000m。

タイトル
  <前回までのお話>

face
コルカタの喧騒に次ぐ喧騒に疲れ果てた閑香とY子。

逃げるように脱出すべく、夜行列車に乗り込み、
目指すは紅茶で有名な「ダージリン」!

5分間の旅日記、はじまりま〜す!

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_MG_1169
窓の外がぼんやり明るいので目が覚めた。
周りの人も起き出している。

どこかの駅で乗り込んできたのか、
チャイ売りや朝ごはん売り、物乞いも通路を通って行った。

しばらく車窓から朝の風景をぼんやり眺める。


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朝8:30頃、目的地のNJP(ニュージャイパイグリ)駅に到着。

電車で同じ集団だった西洋人カップル2組と台湾人の女の子も
ダージリンに行くとのことで、
ジープに相乗りさせてもらうことになった。

駅を出てすぐ、皆さん何故そっちだとすぐ分かるのだろうかと
不思議なほどぐいぐい進んでいき、
私達はのこのこそれについて行った。
破線
ジープ乗り場に着き、なにやら交渉してくれている。

「7人乗るから1人150Rs(約260円)で」
ということで話がついたようなのだけど、
「10人集まるまで出発しない」とドライバーが言い、
「いやもうすぐ出発して」
と、スペインゆきずりの恋カップルの女性が強気で交渉している。

結局、
「1人215Rs(約370円)で今すぐ出発する」
ということで話がついたかと思いきや、
ドライバーが「1人知り合いを乗せたい」と言ったもんだから、
「ならばもうちょい安くしろよ!!」と果敢に交渉する外国人勢。

その全てを私達は
頼りになるなあ・・ありがとうございます・・
とぼーっと傍観していた。
点々
とにもかくにも、私達はちんまりと大人しく、2人で1つの助手席に収まった。
(二人とも体が小さいため、外国ではよく助手席に二人で収容されます。)

念のため酔い止めを飲むと、恐ろしい睡魔が襲ってきて、うつらうつら・・・

しかしドライバーのギアチェンジの度に
ギアが足に当たって痛い・・しかし眠い・・痛・・眠・・痛・・眠・・

といったかんじで眠気と痛みの攻防を繰り返しつつ、
寝たり起きたりしていると
ダージリンに到着!!

おそらく3時間ほどでした。

map 仕切り線 ここダージリンの名物は、紅茶とあともう一つ、「トイトレイン」。

トイトレインとは
世界遺産にも登録されている、小さな列車のこと。

1879年に当時インドを統治していたイギリスが、
NJP駅とダージリンを結ぶために敷設した路線だそうで、

時速10kmという驚異の遅さで山道を走る
とってもかわいい列車なのです。
オレンジ点々
数年前までNJP駅とダージリン間を通っていたようなのだけど、
2010年の土砂崩れで一部途切れたままとのこと。

いずれにしてもとっても遅いので、
現実的な移動にはみなさん車を使い、
アトラクションとして遊びで乗る、
という乗り方が主流なようだ。

_MG_1277

そんなトイトレイン、
ダージリンに向かう車から2回ほど目撃したが、
本当に「トイトレイン」という愛称にふさわしい、
遊園地の乗り物のような電車だった。

これはまた追い追い乗ることにします。

破線-たて青
さて、ダージリンは雲り、そして小雨。

ホテルまで送ってもらうと豪語するスペイン人女性。
私達はここで降りて歩きますとお礼を言って去る。


目指すは「PRESTIGE」という宿。
少し迷ったけど、無事到着しました。

最後に階段を上がったらものすごくゼーハー言ったのは、
おそらくここが標高2000mの高山だからだろう。
ツインの部屋が空いていたようなので、入れてもらった。

仕切り線みどり
それにしても・・・
寒い〜〜〜!!!!!まじで寒い!!

たしかに今2月で、ダージリンは標高も高いので、
他の地域よりは寒いとは思っていたけれど、
思っていたよりも寒い!なんてこった!

耐えられないので、本気の服装にチェンジ。
セーターとベストを追加。下もスパッツとズボン追加。
さらにY子がカーディガンを貸してくれた。

今からこんなに寒いなんて・・夜が心配・・・。
少しお腹も痛い・・。

寒いしお腹が痛いので、布団に入って少し眠る。
その間Y子は日記を書いたりストレッチしていた模様。

仕切り線みどり 私が目を覚まし、
とりあえずロビーに降りてネットをすることに。
ロビーではwi-fiがつながるらしいので。
インドに来て初めて日本の皆様に無事をお知らせできた。

そして宿のご主人に
次の目的地であるバラナシまでの行き方を聞いた。
途中で日本人の奥さんもやってきて、行き方はだいたい分かった。

この奥さん、すごくいい人で話しやすく、
私達のこれまでの「日本人宿(※)経営の日本人は少し変」(偏見ですが)
という定説をいい意味で裏切ってくれた。

※日本人が経営していて、日本人がよく宿泊している宿を日本人宿と呼びます

オレンジ点々
さて、お腹もすいたねってことで外へ。


まずは写真を撮りに。
といっても風景を撮るのではなく、証明写真です。
宿のご主人曰く、
最近インドでは宿泊名簿に写真が必要になったとのことで、
その為なのです。

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薄暗いスタジオでパチリと撮影してもらい待つ事5分、
写真をもらえました。

写真の中の私は怪しい薄ら笑いを浮かべていた。


それからHOT PIZZA PLACEという
窯焼きピザのお店があるとのことで、そこを目指す。

が、ない・・・
地図を見て、絶対にこのへんだ
というところまで来ているのに全く見つからない。

日も落ちてきたダージリンはなんだか陰鬱な雰囲気。

_MG_1173
そうこうしているうちに風がびゅうびゅう、雨もパラパラ・・
と思ったらいきなりパチン!と町中が暗くなった。
停電か・・・

結局ピザ屋は発見できず、
うろうろしたあげくに見つけたカフェに入った。
ピザとコーンスープを注文する。(ピザの口になっていたようだ。)

しかしこのコーンスープが
私の思い描いていたクリーミーなコーンスープとは程遠く、
何故か酸っぱい・・おいしくない・・

でもピザはおいしくて完食!

点々 そしてカフェから宿への帰り道・・
街灯もなく人も全然いない・・

暗い〜〜!!こわいよ〜!!!

それはもうバイオハザードの世界。
バタバタと風に吹かれて音を立てるビニールシートの音、吹き付ける雨。

1人だったら泣いていただろう。

やっとのことで宿に戻った。
しかし部屋は寒い。

日記を書こうにも何回か停電が起き、
パチパチと電気が点いたり消えたりしていた。

ちょっと前にY子と行った音楽イベントでたまたま見たバンドの
「部屋の電気を点けたり消したり、点けたり消したり〜〜でもここはディスコじゃないから〜〜♪」
という歌を思い出した。

破線-たて青
顔だけでも洗おうということで、
洗面台に向かったら、
水がとんでもなく冷たく、指が痛くてちぎれそう。

お湯はシャワーのところから10分くらいなら出ると聞いていたけど、
出る気配がない。
「手が痛い〜ちぎれる〜冷たい〜」
と泣き言を言いながら、
なんとか顔を洗って歯を磨いた。

ああこんなに寒いなんて・・
ダージリンで結構のんびり滞在するつもりだったけど、
この分だとちょっと厳しいかもしれない・・

服を着込んで布団に潜り込んだら、なんとか寝れた。

明日は明るいダージリンが見れるといいのだけど・・

tuduku
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Hotel Prestige
Laden La Road, Darjeeling 734101, India
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※情報は2012年時点のものです。
実際にご利用の際は最新の情報をご確認下さい。


WRITER

閑香


特派員
時々旅人、時々写真家



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