discovery Nara

02

Mar.2017

/

革を、身近に。~奈良の手仕事

こんばんは!ユウコです。

少し暖かくなってきて春の気配を感じるようになりましたね。
花粉症の私は、敏感に春を感じています・・・・(泣)



先日、革もの工房におじゃましてきました!

革もの工房 tickle さん。

ナナツモリの近くにご自宅と工房のあるtickleさん。
なんでも自分たちでつくることが好き!なご夫婦。
なんとご自宅&工房はほぼ自分たちでセルフリフォーム!

20170219-DSC_1734

今まで使っていた工房部屋が手狭になったから、 と思い切ってリビングを仕切って広い工房にリフォームされたところ。
その新しい工房を見せていただいて、思わず「わーっ☆」と感嘆の声が!

20170219-DSC_1635
20170219-DSC_1632

20170219-DSC_1637


ガラス張りで光が十分に入る、開放的で広い工房。
ところどころに飾ってあるドライフラワーや小物たちのおかげで 殺風景になりがちな工房がおしゃれで気持ちのいい場所になっています。


夫婦で、弟子と師匠。

元々お仕事で革を扱う職人さんのご主人、義隆さん。
お仕事でカバンの修理などを手掛けるうちに、 自然の流れで自分で一から作ってみたいと思うように。
そしてtickleを立ち上げ、手づくり市に出展されるようになりました。
でも最初は奥さんの睦美さんは少し出展を手伝ったりデザインを考えたりする程度。 一緒に革小物を作るという発想はなかったとか。

そんな状態で3~4年経った頃。 睦美さんは一大決心をして革を学ぶ学校に通い始めます。

どうしてやってみよう!と思ったのですか?

一度ちょっと手伝ったときに、全然できなくて。 でもそのことがずっと悔しくて、引っかかってて。
できるようになりたい!って思うようになったんです。

なるほどー!
その悔しさが睦美さんの原動力なんですね。

そうして始まったご夫婦での活動。

でもご夫婦だとぶつかったりすることありませんか?
20170219-DSC_1705

そりゃもうしょっちゅう(笑)!

なんでも感覚で覚えろという根っからの職人気質な旦那さん。
きちんと記録し、残しておきたい奥さん。
ぶつかることはしょっちゅうだけど、 やっぱりそこはご夫婦。
旦那さんが師匠、奥さんが弟子。
この関係をしっかりと保てているから、すてきな作品がうまれるのですね。


革小物ができるまで
今回は、作品ができるまでの工程を見せていただきました。
20170219-DSC_1640
20170219-DSC_1653
20170219-DSC_1659
選別
革によって固いもの、柔らかいものがあるので それぞれに適した革をチョイス。 カバンの革は少し柔らかめ。ハードに使うお財布の革は固めだそうです。
カット

選んだ革を型紙に合わせてカット。 簡単にカットしてるように見えますが 斜めになっている刃の角度を調節して 切り口がまっすぐになるように切るのは、とても繊細で慎重な作業。

革すき

使う部位によって、ミリ単位で厚みを変えながら革をすく行程。 折り曲げる部分は溝のように細くすきます。

20170219-DSC_1667
20170219-DSC_1680
20170219-DSC_1681
革の仕上げ

床面(革の裏側)にトコノールという薬剤を塗りこむことで モケモケ感がなくなり、手触りがよくなります。 カット面をガラスで丁寧に磨いたら、革のパーツが完成。

組み立て

いよいよ出来上がったパーツを組み立てます。 専用ののりで張り合わせて縫う工程は、 見学していてるだけで息が止まるほど緊張しました(笑) でも見事な手さばきでまっすぐできれいな縫い目が完成! もうただたださすがー!の一言。

端っこの糸は長めに残して手でかがるのがtickleさんのこだわり。

20170219-DSC_1692
20170219-DSC_1647
仕上げ

最後に刻印を押す作業は、簡単なようでもっとも慎重になるとか。 そしてtickleさん特製!のおくるみに入れたら完成。


こうして一つ一つの工程を見せていただいたら 大切に大切に、ずっと使い続けていく価値のあるステキなものを 作られてるんだなと改めて思いました。


新しい挑戦

去年、tickleさんは新しいことに挑戦しました。

■セミオーダー■

今までは自分たちで考えた色合わせの作品を販売していたtickleさん。
革の色、糸の色などをお客さまが選べるセミオーダーを始めました。

始めたきっかけはなんだったのでしょう?

私がとてもしたかったことなんです。
いつもは工房で一人で製作しているので お客さまとの会話を楽しみたい気持ちが強くて。
お客さまが選ぶ自分たちが気が付かなかった色の組み合わせが 新鮮で、とても楽しいです。
と睦美さん。

20161127-DSC_0575

実は私もこのセミオーダーでお財布を作ってもらったのです。 私が選んだのは革キャメル&糸キャメル。 プレーンなようで、ちょっとおしゃれな感じに仕上がりました! (自画自賛(笑))

■ワークショップ■

お客さまとの接点をもっと増やしたかった睦美さんのもう一つの希望が ワークショップ。

子どもでも作れる糸も針も使わないカバンを考案して ワークショップをしてみたところ大好評!!
今後、違う形のカバンでもワークショップの予定があるそう。
自分で作った革のカバン。 一段と愛着が持てそうですね~

20170219-DSC_1610

そしてそして。
3月に開催されるナナツモリ写真教室「卒業写真展」
ピンボケFEST.でもtickleさんがワークショップをしてくださいます!
※tickleさんは3/18のみのご出展です。

20170219-DSC_1617

今回のワークショップは 「カラーが選べる!シンプルなレザーカメラストラップを作ろう」
なんと30分で完成するカメラストラップ。
でもでも、決して30分で作ったとは思えないクオリティ。 少しだけ糸を使いますが、小学生以上のお子様にも作っていただけるそう。
革の色、糸の色、そして金具まで選べるので 自分好みのオリジナルストラップができますね。

ご予約はなしで、当日ブースで申し込みできます。
素材が無くなり次第終了となりますので これはぜひ作らねばっ!!と思われた方は 早めにピンボケFEST.のtickleさんのブースへGO!!

20170219-DSC_1698

この笑顔で迎えてくれますよー♪

→ピンボケFEST.

革もの工房 tickle

ブログ
FB
instagram


WRITER

ユウコ


編集スタッフ
主婦



discovery Nara

奈良のイメージ。「鹿、大仏、修学旅行??」
ちょっと待って〜!奈良って、たしかに京都に比べたらとっても素朴かも。 だけど、まだまだみんなの知らない素敵なトコロがたくさんあります。 歴史、自然、食べ物、人。 「もっと多くの人に奈良を知ってほしい!」とアメヒヨスタッフが立ち上がり、 奈良の魅力をお届けするのがこのコンテンツ。
「奈良、再発見!」がミッションです。

NEWS & EVENTS

ALL